小雨の降る中、令和6年度埼玉県公立高校入試が行われました。
夜には、受験生からいろいろ報告を聞き、とりあえず無事に受けられたことにほっとしました。
問題自体は、難易度、量とも例年と大きな変わりはありませんでしたね。
しいて言えば、社会で年代の並び替え問題がなくなるなどの変化が見られました。
数学から
大問1の(15)。個人的にはこの問題を20~30秒で仕留められる生徒を育てたいと思ってやっています。
日々、授業の中で面積とは何か、比とは何かを伝えており、それがしっかりわかっていれば、何㎠という面積を求める必要がさらさらないじゃないと気付けるのですが、実際なかなかそこには至らない。
中学3年生がその発想になるのは難しいんです。入試で三平方の定理は超重要分野なので、その練習を日々たくさんしてきている。その中で、よし面積ってなっちゃいますもんね。私はいい問題だと思います。
英語から
学力検査問題の大問2問1のC
「担任の先生に5月7日までに申し出てください」
→Please tell your homeroom teacher ( ) May 7.
これは日本人にとって難しい問題。なぜなら日本語の「まで」には2つあり、ひとつは「までに」もうひとつは「までずっと」。単語カードなどで、「まで=until」と覚えていて間違えた人は多々いることでしょう。untilは「までずっと」の方なので、正解はby。これはとっておきの覚え方があるので、うちの生徒はできていました。
学校選択問題の大問4
英作文。ついに来ましたね。キャッシュレス決済について。
日ごろから、お題を出して英作文の千本ノックをしていれば大丈夫です。