朝霞台進学教室にとっての初めての定期テスト対策が昨日終了しました。
本日テストを受けているので、結果はこれからですが、大切なのは結果でなく、その過程です。そういう点で、今回テスト対策をした生徒たちはすでに合格点。「新しい学年での最初のテスト。いままでにない努力を一つ付け加えよう!!」との号令のもと、それぞれの生徒が応えてくれました。提出物を提出の5日前に終わらせる。2時間続けて演習に取り組む。学校のワークを1度しかやっていなかったところを2度やる。生徒はそれぞれの目標を達成しました。こういった努力の一つひとつを我々講師陣が認めていくことが生徒の本当の成長につながります。点数が良ければほめ、悪ければ厳しく生徒にあたる姿勢では、本当の成長は促せません。
そして、テストの結果が返ってきたら、まずはその生徒のファインプレーを見逃しません。対策段階で苦労していた問題が出題され解けていた。難しい問題にも、問題用紙に試行錯誤のあとがうかがえた。見直して間違いに気が付いた。そういったファインプレー認めることが一番大切です。
次に、問題点を指摘します。簡単な計算ミスを見落としていた。問題文を読み違いしていた。時間配分を間違えていた。問題点を指摘するうえで、我々が大切にしていることは生徒が共感できるということです。生徒が「確かにそれはまずいな」と思ってもらえないことには、問題点の改善にはつながりません。ここに講師の腕が問われます。ファインプレーを初めに指摘しておくのも、この問題点の共感を促すためです。
定期テストのたびに、このような指導を続けていくことで、長期的な本当の生徒の成長につながっていきます。そして自分自身の成長を生徒が実感できれば、高校以降は自ら道を切り開いていってくれることでしょう。
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