早くも福岡でソメイヨシノの開花宣言ですね。平年よりも、10日も早いそうです。ではなぜ今年の開花が早いのか。理科ではこの「なぜ?」が大切です。桜は、夏に花の芽ができ、「冬芽」と呼ばれる状態で冬越しをします。気温が高くなってきたことを感知して桜は花を咲かせます。具体的には、立春からの積算最高気温が540℃くらいになると開花するそうですが、このとき冬がより寒いと気温の変化をより感知しやすくなり、早く開花すると考えられます。今年の冬が寒かったことが影響しているのでしょう。
また、桜前線の図は勉強する材料の宝庫。「なぜ日付は南から北に行くにしたがって遅くなっているか」、「なぜ本州にかかる線は南西方向にえぐれているか」「なぜ本州の中では東京が早いか」。このようなことを、生徒といっしょに考えていくと、理科だけでなく社会の地理の知識も身に付いていきます。朝霞台進学教室では、こういった教科の壁を超えた授業をお届けしていきたいと考えています。
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